疲れが取れづらく倦怠感がある

こころからのSOSを見逃さないで

最近なんだかよく眠れない、疲れが取れないし倦怠感もある。時間に追われるほど忙しい現代人であれば、誰しも経験したことがあると思います。命にかかわるほどでは無いし、とそのままにしておくと、こころからの不調のサインを見逃してしまうかもしれません。こんなことぐらいで病院に行くのは大げさでは、とつい考えてしまいがちですが、無意識のうちにこころが疲れて体調不良になる場合もあります。また、眠れない日が2週間以上も続いている、朝起き上がれないほどの倦怠感がある、今まで楽しいと思えた趣味に興味を持てない、不安な気持ちで頭がいっぱいになってしまうなどの状態であれば、うつ病の可能性も考えられます。何より、今の状況がつらくて苦しいと感じているのであれば、一度心療内科を受診することをおすすめします。

我慢しないことが大切

こころの不調から体に現れる症状は人によって様々です。夜眠れない症状がでる場合や、逆に寝すぎてしまう症状が出る場合もあります。その他にも、仕事に集中できずミスが増えたり、食事がおいしく感じられなかったり、頭痛や吐き気がすることもあります。ですが、困っている症状から実は別の病気が隠れていたなんてこともあるため、心療内科を受診する前に内科を受診しておくと安心です。その際体に異常が見つからなかったとしても、病院によっては心療内科を紹介してくれることがあるので、先生に相談してみると良いでしょう。こころの不調に悩まされるかたは、自分のつらい気持ちや症状を我慢してしまう真面目で責任感が強いかたが多いです。我慢を続けてしまうと、症状が重くなり、日常生活に支障をきたす恐れもあります。自分の気持ちや悩みを相談するような感覚で、気軽に心療内科を受診してみてください。